はじめに


第16回いくの眼科勉強会では、特別講師として、緑内障をご専門とされる杉山和久先生と、形成外科専門医の中山真紀先生をお招きいたします。
また今回はミニレクチャーとして、斜視をご専門とされる杉山能子先生にもご講演いただく予定です。
リアル参加(来場)とリモート参加(Zoom)の両方に対応したハイブリッド方式で行います。
皆さまのご参加、心よりお待ち申し上げます。
第16回いくの眼科勉強会では、特別講師として、緑内障をご専門とされる杉山和久先生と、形成外科専門医の中山真紀先生をお招きいたします。
また今回はミニレクチャーとして、斜視をご専門とされる杉山能子先生にもご講演いただく予定です。
リアル参加(来場)とリモート参加(Zoom)の両方に対応したハイブリッド方式で行います。
皆さまのご参加、心よりお待ち申し上げます。
開催日 | 2025年9月18日(木) |
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開催時間 | 17:50~20:00 |
参加費 | 無料 |
場所 |
グランフロント大阪 北館タワーB 10階 カンファレンスルームタワーB【Room B08】
〒530-0011 |
講師 | 杉山 和久 先生(金沢大学 名誉教授/恵寿総合病院 北陸緑内障センター長) 中山 真紀 先生(なかやま形成外科 美容クリニック 院長) |
申込 |
下記の申込フォームより お申込みをお願いいたします。 お申し込みの〆切は 9月18日(木)12:00までとなっております。 |
共催 |
千寿製薬株式会社 医療法人恭青会 いくの眼科 |
お問合せ | contact@kyoseikai.com |
内容は、
① 当院のSLT初回・再照射における眼圧下降効果の比較検討(演者:松田 卓爾)
② 近視性単純出血とCNVの鑑別について(演者:生野 恭司 先生)
③ 症例から学び研究し実践する緑内障学(演者:杉山 和久 先生)
④ スマホ内斜視にならないために(演者:杉山 能子 先生)
⑤ 形成外科領域における眼形成治療について(演者:中山 真紀 先生)
でした。
当院の松田は、SLTの初回照射と再照射での眼圧下降効果を比較検討した研究発表を行いました。初回と再照射で眼圧下降効果に有意差は出なかったとのことで、再照射でも初回と同等の眼圧下降効果が期待できる可能性があるとわかりました。 生野院長の講演では、近視性単純出血と強度近視におけるMNVとの鑑別において、OCT所見が極めて重要で、病巣を的確に撮影することの大切さを再認識しました。 杉山和久先生の講演では、乳頭出血と神経線維層欠損との関係性、乳頭出血が緑内障進行のサインであることを学びました。また、眼底写真撮影の定期的な実施の重要性についても再認識する機会となりました。 杉山能子先生のミニレクチャーでは、スマホ内斜視は名前の通りデジタルデバイスの過剰使用によって発症・増悪することを再認識しました。生活環境や視距離、視聴時間の見直しが治療経過に良い影響を与えることを学びました。 中山先生の講演では、霰粒腫や眼瞼下垂など、眼科領域で日常的に遭遇する疾患が形成外科でも扱われていることを知ることができました。白内障術後に眼瞼下垂が原因で見えにくさを訴えるケースについてのお話が印象的で、眼形成手術の選択肢の重要性を学びました。 勉強会で学んだことを今後の臨床に活かしていきたいと思います。