網膜剥離の症状
網膜が剥がれる病気です
網膜剥離が放置・進行した場合、モノを見るのに最も重要な黄斑部(おうはんぶ)にまで及ぶと、視力低下が起こり、失明に至る場合もあります。
原因
加齢や体質によるもの、糖尿病網膜症、打撲、強度近視によるもの
網膜剥離が放置・進行した場合、モノを見るのに最も重要な黄斑部(おうはんぶ)にまで及ぶと、視力低下が起こり、失明に至る場合もあります。
加齢や体質によるもの、糖尿病網膜症、打撲、強度近視によるもの
網膜剥離は外観からでは判断することはできません。基本検査として眼底検査を使い網膜のすみずみまで検査します。網膜の周辺部(端のほう)から生じるため、通常の眼底カメラより広角眼底カメラを用いるのが理想です。その際に、瞳を拡大する目薬を使用するため、眩しくなったりピントが合いにくくなります(散瞳)。数時間経てば自然と元に戻りますが、その間は車や自転車の運転などは控えていただくようにお願いしています。
治療するには手術しか方法はありません。網膜裂孔という網膜に穴が開いた剥がれていない状態の場合はレーザー照射を当てるだけで済む場合がありますが、網膜が剥がれている場合(網膜剥離)は強膜バックリング手術や硝子体手術などになります。
早期発見のためにも眼科での定期検診を受けるようにしましょう。