美容皮膚科

HIFUとはHigh Intensity Focused Ultrasound（高密度焦点式超音波）の略称で、高い周波数で組織を激しく振動させ、それを一点に収束させることで、目標とする深さの皮膚深部組織の温度を上昇させ、コラーゲン変性と再生を促進させます。眉リフティング、目の下の垂れ、目まわりのしわ、頬のたるみ、二重あご改善、フェイスライン改善、ほうれい線改善、二の腕などの脂肪減少など全般的なリフティング/タイトニングを行います。一回の施術でも効果がありますが、より良い効果と持続性を望む場合は追加での施術をお勧めします。施術直後に効果を感じられますが、一般的なコラーゲン再生には2～3ヶ月かかります。よって即時的効果よりその後の効果がよく、最大6か月後まで効果が持続します。

IPL（Intense Pulsed Light）という皮膚に有害な紫外線領域の光をカットし肌にやさしい光をお顔全体に照射して、しみ、くすみ、赤ら顔、小じわ、毛穴の開きなどを改善する美肌治療です。しみや赤ら顔の改善とともに、真皮層にも働きかけることでコラーゲンを増生し、肌のキメや質感を整えます。マイルドな治療で、複数回繰り返すことでより効果が実感できます。治療前後にピーリングやイオン導入などの他の治療と併用することで、より高い美肌効果を得ることができます。1クールを5回とし、月1回程度の施術をお勧めいたします。

イオン導入とはトラネキサム酸、ビタミンC、のような皮膚からは吸収しにくい浸透性の低い水溶性の成分を微弱電流を流してイオン化することにより、皮膚の深部まで浸透させていく治療です。

有効成分をイオン導入で顔に直接導入した場合、ただ化粧水を塗るケアに比べ、肌への浸透を飛躍的に高めることができ、その浸透力は単純に肌に塗布するのと比べて約50倍とも言われております。治療前にフォトフェイシャルやピーリングなど、他の美容施術と併用することによってより高い美肌効果を得ることができます。

サリチル酸マクロゴールピーリングとは、皮膚の表面に薬剤を塗布することによって、皮膚表面を溶かし、ニキビ､くすみ、毛穴の汚れ・開きなどを改善する治療です。皮膚表面の角質を剥がして、皮膚腺の角栓をなくし、肌のターンオーバーを促進します。また、皮膚表面の角層が溶けることにより、ビタミンＣやトラネキサム酸などの吸収がよくなり、イオン導入を併用することでより高い美肌効果が得られます。肌の状態により、ハイドロスキンの外用薬や内服治療の併用・継続をお勧めします。１ヶ月に１回の施術を基本としております。重度のニキビは２週間に１回の施術をお勧めします。

皮膚組織のほとんどは水分でできています。炭酸ガスレーザーはその水分に吸収される特長があるため、イボやほくろを効率よく蒸散できます。
痛みも少なく仕上がりもきれいで、短時間で処置は完了します。

炭酸ガスレーザーの作用

リスク・注意事項について

※医師の判断により保険適用での施術が可能な場合もございます。
※皮膚炎の方、日焼けをしている方・日焼けのご予定のある方、妊娠中・授乳中の方は施術をお断りする場合があります。
※レーザーを照射する部位と深さにより、治療後の状態、注意点が異なります。患者様に合わせてご説明いたします。
※副作用としては、内出血、赤み、色素沈着、一時的に凹んだ状態になったり、傷跡が残ることがあります。

グルタチオンが主成分の美容注射です。グルタチオンとは、グルタミン酸・システイン・グリシンの3つのアミノ酸からなるトリペプチドです。グルタチオンは体内に存在する物質で、シミの原因となるメラニンの生成を抑えます。また、抗酸化作用もあり、美白、美肌、アンチエイジング、抗アレルギー作用、肝保護に効果があります。グルタチオンは20代をピークに減少していくため、白玉注射によって定期的に補充するとエイジングケアにつながります。高濃度ビタミンC点滴と併用することができます。

ビタミンB1を主成分とする注射のことで、特有のにんにく臭（硫化アリル）がすることから命名されています。新陳代謝を高め、筋肉に溜まる乳酸を除去し、血行を促進させることで、蓄積していた疲労物質を体内から排出する効果があります。また、糖をエネルギーに変える働きで肥満防止の効果が期待できます。

体脂肪の増加を抑制したり、脂肪を燃焼させたりする効果が期待できるアミノ酸の一種である「L－カルニチン」と糖質の代謝を促進させることにより疲労回復効果や新陳代謝の向上が期待できる「α－リポ酸」を主成分とする注射です。当院では更に、ビタミンB5とも呼ばれる「パントテン酸」を併用し脂質や糖質の代謝を向上させております。
注射をするだけでどんどん体重が落ちていくわけではありませんが、運動と併用することで、より多くの体脂肪燃焼の促進が期待できます。

高濃度ビタミンC点滴療法とは、通常の点滴に含まれる量より何十倍も多いビタミンCを直接体内に入れる（点滴する）ことで、美白（メラニン生成の抑制）や美肌（抗酸化作用やコラーゲン生成促進によるしわ、たるみ、ニキビ、アンチエイジング）、抗アレルギー作用、慢性疲労の緩和、免疫力強化（白血球の機能強化）、抗ストレス効果などが期待できる治療です。白玉注射と併用することができます。

ボトックスビスタ®は、ボツリヌス菌の作り出すA型ボツリヌス毒素（天然のタンパク質）を有効成分とする薬剤です。ボツリヌス菌を注射するわけではありませんので、ボツリヌス菌に感染するといった危険性はありません。神経と筋肉の間では、アセチルコリンという化学伝達物質が放出されて神経の刺激が筋肉に伝わり筋肉が収縮します。ボツリヌストキシンは神経筋接合部での神経終末に作用し筋収縮を阻害する薬剤です。いわゆる表情じわに効果があります。その他、しわ予防効果、小顔効果、多汗症における汗の抑制効果といった様々な作用があります。当院で使用しているヒアルロン酸はアラガン・ジャパン社製のジュビダームビスタ®シリーズで、眉間及び目尻の表情じわに対して国内承認薬となっております。

ヒアルロン酸とは元々、体内に存在する自然成分で高い水分保持能力を持っています。ヒアルロン酸を直接注入する事で、皮膚表面のしわや凹みを改善します。また、皮膚の張りが低下している状態を改善させます。ヒアルロン酸は吸収性物質であり、徐々に減少するため、持続期間中も同じ状態を保つわけではありません。動きのある部位ではやや吸収が早くなります。２～３日、ふくらみが気になる事もございますが、１週間程度で落ち着きます。当院で使用しているヒアルロン酸はアラガン・ジャパン社製のジュビダームビスタ®シリーズです。世界シェア№1の実力を誇り、日本国内で初めて厚生労働省の承認を受けたヒアルロン酸です。

とげ状の「返し」を持った特殊な吸収性の糸を使用して、中等度のたるみをとるための引き上げと組織の引き締めの両方の効果を期待して行う治療です。当院で使用している吸収糸はPDO製（ポリジオキサノン）です。PDOは生物分解性合成ポリマーで、その安全性と吸収性により切開を必要としないリフトアップに使用する最も代表的な材質です。引き上げの持続期間は約3～8ヶ月、引き締めの持続期間は約8ヶ月～1年程度です。

小陰唇は陰部のふくらみ（大陰唇）の内側にある薄い皮膚のひだ（びらびら）のことを指します。小陰唇の大きさ、形状、色調は、人種差や個人差が大きいです（日本人平均　横径17ｍｍ、縦径56ｍｍ、厚み3,2ｍｍと言われています）。
小陰唇の余分な組織を部分的に切除して形を整え縫合することで、女性器を生まれながらの自然できれいな形に整えるための施術です。

副皮（ふくひ）とは、小陰唇と大陰唇の間にあるひだ（びらびら）状の皮膚のことを指します。小陰唇と区別がつきにくいため、混同されている場合も多くあります。副皮は個人差が大きく、必ず手術が必要というわけではありませんが、ヒダの間には汚れや垢がたまりやすいため、ニオイや炎症の原因となる場合があります。
副皮切除は、小陰唇縮小と同時に行うとより効果的です。

当クリニックでは、755nmのアレキサンドライトレーザーと1,064nmのヤグレーザー、2種類の波長を同時に照射することができる非常に画期的と言われている熱破壊式の最新脱毛機器を導入しております。詳しくは医療脱毛ページをご確認ください。