ドライアイの診断は目に光をあてて異常がないかを詳しく調べる細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)を見ながら目の表面を観察して行います。目の表面の涙を色素で染めて、渇きや涙の量を観察します。
人間は瞬きすることで目の表面を潤しています。
そのため目を開けっ放しにしていると、表面が乾いてきて瞬きをせずにはいられません。 涙の量が少ない場合や乾きが急激に起こる場合はドライアイと診断されます。
ひどい場合は角膜や結膜の表面に軽いキズ(びらん)が生じることがあります。目の表面の涙を測定するのに、麻酔をしてから糸や紙を触れさせて測定することもあります。