向暑の候、皆様健やかにお過ごしですか?
外出すると、すれ違う人ほとんどがマスクを着けて歩いている光景が新しい日常になりましたね。マスクを着けて、手を繋いで歩くご家族づれなどお見かけすると、平和な日常がとっても幸せでありがたいなぁ、と強く実感しました。
恭青会 いくの眼科・あさいアイクリニックでは、コロナウイルスと共生する今後の世界の中でも、皆様の目の健康をお守りするべく、ますます頑張って参ります!
慈恩編集部
涙に関する病気について
さて今回のテーマは、涙管のつまりについてです。 涙は、涙腺というまぶたの上にある組織から分泌されて、目を潤したり、目の表面を清潔に保ったり・・・とても大切な役割を果たしています。
役割を終えた涙が排出される通り道が鼻涙管(びるいかん)という管のようなものです。
両目の目頭の上下にある涙点(るいてん)から管の中に入り、鼻→喉→消化管へ排泄されます。
この鼻涙管が詰まることを『鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)』といいます。
鼻涙管閉塞になると・・・
涙が正常に排泄されず、涙がよく溢れ、涙目になります。そのため目の周りの皮膚がただれたり、物を見るのに涙が邪魔でぼやけたりすることもあります。
ひどい場合は、目やにが溜まったところにばい菌感染を起こし、目頭が腫れ上がり、激痛を生じます。
鼻涙管閉塞は、新生児にもよく見られますが、1歳になる頃までにほとんが自然に良くなり、成人の場合は、怪我や腫瘍、鼻の粘膜の炎症などが原因で起こります。
治療について・・・
ほとんどが治療可能で、患者様の年齢に応じて詰まりの原因の治療を行います。
涙がよく出るようになったなとお悩みの方は、もしかしたら鼻涙管閉塞かもしれません!?
気になることがあれば、お気軽にご相談くださいませ。
治療に関するご相談・お問い合わせは 当院にお任せください。