医療法人恭青会の医療関係者向け情報メール
電子版 慈育29号

日ごとに暖かさを感じられるようになりましたが、ご体調を崩されてはおりませんか。

今回は「いくの眼科 4月以降の金曜日の診療体制」についてのお話をさせていただきます。

医療法人恭青会
理事長 生野 恭司
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いくの眼科 4月以降の金曜日の診療体制について

いくの眼科は今まで医師不足の為、金曜日の外来は院長診のみ(完全予約制)でした。しかし4月より兵庫医大の協力で、予約なしの一般診療もできるようになりました。不意に調子が悪くなられた方や、週末に向かって不安を感じられる患者様もいると思います。また、多数の手術患者様を受け入れていることから、週末に向かって診療体制が充実することは、非常に喜ばしいことだと感じています。

 

今回は、医師不足について少しお話しをします。日本で医師不足が報じられるようになって久しくなります。ただこれは統計上の魔術である、あるいは地方だけの問題で、都会には医師が潤沢であるなど様々な意見があります。ただ私が思うに、日本の医師は数の上では足りているが、診察に集中できる時間が少ないことが問題だと思っています。つまり統計上は足りているが、実際には不足しているのです。日本の病院では、診察以外の会議、入力、書類などの業務が非常に多くなっています。つまり医師が患者様に費やす時間が減ると言う意味です。多くの日本の医師が夜遅くまで働いているのは、診療効率の低さが関わっていると思っています。日本の医師は優秀ですので、診療効率が上がれば、医師不足は解消するのではないかと考えています。

 

多くの雑務が発生しているのは、医師による指示が必要な処置、事務作業が非常に多いからです。医療機関における診療外の業務は、医師が単独で関わる事ではありません。例えば診断書など含めた書類作業は、コメディカルの助けを得ることで、大幅に時間を短縮することができます。またアメリカでは、入院証明書なども医師が書いていません。入院履歴を含むコンピュータデータ化が進んでいれば、自動的に出てくるものです。これらの様々な診療外の雑務を取り除いていくことが、私自身が今後眼科全体のために取り組みたい課題で、ひいては医師の負担を減らすものだと考えています。

 

話が逸れましたが、いくの眼科では、できるだけ多くの患者様が、安心して診察を受けられるよう、今後も医師不足を克服しながら、取り組んでいきたいと思っています。

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