1月30日(木)18時より、いくの眼科で画像診断の勉強会が開催されました。
まず最初の30分で、私から近視眼における OCT読影のコツについて、キーノートレクチャーを行いました。強度近視では、画像診断に頼ることが多く、従来は診断が難しかった小さな病変でも、OCTを活用することで 効果的に検出することができます。
近視性の分離症や、黄斑円孔、網膜剥離など例を挙げながら、特徴的な所見について話をしました。また断片的な画像の解析だけでなく、疾病に至った経緯や手術経過、そして手術法の選択についてなど、症例一人一人の詳細な説明をいたしました。
引き続いて、視能訓練士やスタッフから日頃疑問に思った症例や画像等の解釈についてケースカンファレンスが行われました。この場では特に、手術あるいは注射などの治療を行った症例が出され、どのようにして確定診断を行ったのか、なぜ手術を選択したのか、そしてその手術の後に患者様がどの様に回復したかについて、 私と参加していただいた先生方から詳しい説明をいたしました。
スタッフがやる気を出しつつ医師とともに治療にあたる意欲は、とても重要です。いくの眼科では視能訓練士だけでなく、スタッフやナースも学ぶ良い機会となっています。
ご興味のある先生はぜひご参加ください。日ごろ疑問に思った症例なども、当日症例のデータお持ちいただければ、実際に討論したいと思います。
もちろん医師だけではなく、眼科関係者の方ならどなたでも歓迎しますので、奮ってご参加ください。
下記にURLより次回の開催を掲載いたします。ご確認ください。
https://kyoseikai.com/medical/#topInfostudygroup