医療法人恭青会の医療関係者向け情報メール
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山々もうっすらと雪化粧を始め、冬の訪れを感じるころとなりました。

朝晩の冷え込みが厳しいこの季節、体調を崩さぬよう、どうぞご自愛ください。
さて、今回は【恭青会の理念】についてお話しさせていただきます。

 

私が恭青会を立ち上げたとき、果たして皆と共有できる目標は何だろう?と、考えました。大学時代には、より多くの網膜、近視患者さんを治すだけでなく、最先端の研究成果を上げて世界をリードすること、あるいは近隣施設からの重症網膜疾患を受け入れ、手術するなど多忙な日々を送っていました。
ただ、それは日々のノルマをこなすように毎日生じることにリアクティブに反応しているだけで、果たして自分でどの方向に向かって進んでいるかというアクティブな目標はありませんでした。
勤務医でいる間は何も考えずとも時間は流れていきますが、自分で組織を立ち上げた以上、自分で方向性を決めないといけません。自分だけでなくスタッフも進む方向がバラバラですと迷子になってしまいます。
したがって、「医療に貢献」という言葉を階層別に分けて考えることとしました。つまりは、十三の人たちには何ができるだろう?国内学会で何が可能であろう?そして国際的なレベルでは、どのような活動が望まれるのだろう?それを考えて「地域」、「日本国内」、「世界」の3つのエリアで、それぞれ我々が望んでいる方向性を理念とすることにしました。
この理念は組織の方向性の骨格となるものです。迷ったときは理念が優先されますし、現在も地域医療、国内学会活動、国際的な成果発信と3つのレベルで頑張っていると自負しています。
そしてこれが、私の掲げた理念になります。
一、すぐれた眼科医療を一人でも多くの患者さんに提供し、地域の目を守る
一、人格・知識双方を備えた眼科医療人を育成し、日本の眼科医療へ貢献する
一、最先端の眼科研究を行い、世界の眼科医療の向上に貢献する
恭青会の理念は以上のような3つの階層での理想像を示しています。十三では地域の患者さんに先端医療を提供すること、国内では学会活動や後進の育成に努めること、そして国際的には新たな研究結果を得ることで、世界の近視・網膜患者さんを救うことです。このように自分の目標があまりに漠然としていて、言語化しにくい場合は、細かなベクトルに分解してみるとおのずと明瞭になってきます。理念は突き詰めると人生における目標のようなものです。決断に迷ったときや壁にぶち当たったときなど、逆にこれを思い出すことでおのずと道が見えてくるかもしれません。
一級建築士「瀬尾 広志」先生のコラム掲載中!
いくの眼科の建築設計を担当いただいている一級建築士「瀬尾 広志」先生のコラムを掲載中です!読者の皆さまからの質問も募集しておりますので、ぜひお気軽にご質問ください。

.他の診療科目の設計依頼時に決めておくべきポイントは何ですか?

A.特に決めておくべきポイントは以下3つです。

 

検尿の有・無

X線の種類(TV・一般・CT・骨塩定量の有・無)また、 暗室/CRの有

点滴室・リハビリ(ベッド数・機械の種類)の 有・無

 

 

▼その他は、眼科を設計する際と似たポイントになります。

 

【待合室

土足・下足  ※医院はバリアフリーなので土足が多いです

風除室の設置の有・無

 

【診察室・カルテ】

一診・二診/電子カルテ・紙カルテ

 

【検査室】

心電図室・内視鏡室などの有

 

【薬局】

▸院内・院外  院内の場合、水薬の有・無

 

院長室の有・無】

大きさ・Dr専用のWC

 

開業予定日】

患者様の診察を開始する日

 

その他、必要な部屋】

例えば、休憩室・従業員WC・患者WC隔離待合・問診カウンセリング室など

 

医療関係者の皆さまへ
第10回いくの眼科勉強会は129日(木)を予定しております。
今回も、選りすぐりのエキスパート2名の先生に特別講演をお願いしております。
詳細は、恭青会ホームページFacebookにてご案内しております。
これからもいくの眼科勉強会は時代に合わせて進化してまいります。
皆さまのご参加を心より、お待ちしております。
 

KYOSEIKAI Group

 
 

医療法人恭青会

理事長 生野 恭司
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医療法人恭青会 〒532-0023 大阪市淀川区十三東2丁目9-10 十三駅前医療ビル3階


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